2000年8月頃作成のページです。 カーテンの仕立て定価の把握は非常に大事です。 家具とかの定価は当たり前に把握されている様ですが...カーテンの仕立て定価の話になると販売店まかせ、それが正しいのか、どーなのかまったく確認されない方が非常に多く...不思議です。当社に他社で聞いた定価をメールされてくるケースがかなりありますが、約3割は定価が間違えているケースがあります。当社もプロですから...その間違いも作為的に間違えているのか、たまたま価格表を見間違いしたのか、見間違いした事にしているのか、カーテン仕立てサイズも作為的にワンランク上(1cm差で1万円アップはざらです。)の価格になるようなサイズにしているようだなとか、1巾多い仕立て定価にしてたりとか...けっこう分ります。5窓分で厚地とレースで10枚..その個々の仕立て定価を確認せず合計金額と割引き率で購入を決定されている方が多いのには驚きです。仕立て定価は見本帳にもありますし、カーテンメーカーショールムにお電話でも確認できます。メーカーHPのデジタルカタログで確認できるケースも増えています。 当社はお客様が仕立定価を把握されていないとそこから話が進みません。当社から仕立て定価を伝える事はなく、いつも不親切に思われているようですが...本当は大変親切なお話と思うのです。販売店にあんちょこに聞いてそれからカーテンメーカーに確認(ほとんどの方がやられていないのが現状)されるなら、先にメーカーに仕立て定価を確認、把握されて充分ご検討後当社にお問合せ下さい。という考えです。どこの業界でも新聞を騒がせてるような偽り事は当然あります。 仕立定価について ある意味仕立てサイズも同様です。各会社でサイズの提案はバラバラで特に...ただの問合せ、ただの見積り段階の仕立てサイズは適当なケースが多いと思います。そのサイズがベストなどと自分に都合良く思い違いをされ、それを元に他社にオーダーなどをしてしまえば、最後に泣くのは依頼者だけです。 採寸のプロの技・・・ カーテンのQ&A カーテンメーカーの品番確認も大事です。 生地の割引も大事ですが縫製代もご確認下さい。 ここに...トリックがあります。 標準的縫製レベルですがカーテンメーカー縫製が価格面とクレーム対応面から見ると安心です。メーカーの価格表は、仕立て定価(生地代+縫製代)になっていますので縫製代がどーのとか考える必要はありません。 薦める理由も表と裏があります。 フラットカーテン、1倍ヒダカーテンをメーカーショールームなどで比較的大柄はフラットのほうがキレイに見えると薦められるケースが多いようです。実際、家にカーテンを吊るしますと柄よりも形の方が先、目に入ってきますので期待していたイメージとはかなりかけ離れガッカリされたとの声が多く届きます。メーカーさんになぜ薦めるのと尋ねましたら普通の2倍ヒダだと価格的に高くなってしまいなかなか決まらないので、つい倍率の低いカーテンを薦めてしまうとの事でした。当社もカーテン工事をしていた時によく感じた事は「選びたがるのはプレーンシェード、取付けてまったく反応がないのがプレーンシェード」でした。描いたイメージとかなりのギャップがあるようです。 人気のダブルシェードは、ブラインドメーカーのオーダーシステムを利用... カーテンメーカーからダブルシェード(他のシェードも同様)を単純に買うのは高い買物になると思います。 カーテンメーカーは、布以外の材料(メカ)は全てブラインドメーカー等から仕入れてシェードを作成します。メカ部分の金額が全体の約7〜8割占めますので、ほとんどが仕入れて販売の形になります。ですからカーテンメーカーからではなくブラインドメーカーにカーテン生地を入れてそのブラインドメーカーのメカで作成したブラインドメーカーのシェードを買った方が結果的には安い例が多いと思います。各ブラインドメーカーのオーダーシステム(各メーカーで表現は違い、あるメーカーはマイプランシステムと表現しています。) ブラインドメーカーのメカ定価(作成代含む)+カーテンメーカーの生地M数の定価(例えば1m/2.000円×1.3m)= シェードの定価です。 |
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